住宅ローンを契約するにあたって最も重要とも言えるのが金利や返済方法。これをきちんと自分に合ったものにすることで住宅ローンを返済しやすくなりますし、お得度がアップします。まず金利についてですが、これは当然ながら金融機関によって変わってきます。極端な話、A社は1%なのに対してB社は3%なんてこともあるわけです。しかし店頭金利だけで比較はできません。昨今の金融機関の顧客獲得競争は激しく、金利優遇制度が各社充実しています。店頭金利から何%割引しますよという制度です。金利についてはネット上の比較サイトなどで簡単に見比べることができるので利用するといいでしょう。
また金利には固定金利選択型や変動金利などの種類もあります。実は金利というのは定期的に変動するもので、変動金利型の場合は半年に1度、金利の見直しが行われます。固定型の場合は10年固定であれば10年、20年固定であれば20年といったように、商品ごとに決められたタイミングで見直しがされます。一般的には変動金利の方が金利は低く、固定金利の方が金利は高いですが、住宅ローンの返済は長期にわたるため、将来的に金利がアップする可能性は十分にあり、一概にどちらが良いとは言えません。住宅を購入される際の金利の状況を鑑み、選択するわけですが、変動金利はいつでも固定に切り替え可能なので、一旦変動金利にしてローンを返済しながら検討することも可能です。(ただし、金利は変動から固定に切り替えた時点の金利が適応されます。)
さらに返済方法も元利均等返済と元金均等返済、大きく2種類が存在します。一般的なのは元利均等返済の方で返済金額が毎月変わらないのが特徴。これに対して元金均等返済の方は返済総額は少ないものの、最初の返済は元利均等返済より高めになり、変動金利の場合は金利が上がると毎月の返済額が上がります。こちらはご自身の貯蓄事情などを考慮して選ぶといいでしょう。上記の情報から自分に合った金利や返済方法が決まったら、ついに住宅ローンを組むことになるのですが、その前に少し自分たちの購入予定の住宅について見直してみてはどうでしょうか。
初めての住宅購入だったりすると、住宅ローンのことも含めて頭がいっぱいいっぱいになっているかもしれません。しかし、住宅というのは大きな買い物。何が良くて何が悪いか分からなくなっているときには、実際に住宅を購入した人がどんなポイントを重視して決定したのかなどを読み、それを参考に見直してみるといいでしょう。考えが凝り固まっているときに他人の意見を見ると、パッと道が照らされるような、そんな感覚を覚える時もあるものです。何かと大変だと思っていらっしゃる方に購入者の声をまとめたサイトをご紹介しておきます。